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ふらっとぶらっと北海道〜ノスタルジックえべつと演劇〜
港町・えべつと、
えべつにこだわる市民演劇集団
劇団「川」


札幌のとなり・江別市は石狩地方の内陸ですが、北海道開拓を支えた“港町”です。

夕張川と千歳川が石狩川に合流し、人や物資を内陸〜札幌・小樽に運ぶ主用幹線として、川が使われました。
ちょうど千歳川が石狩川に交じる手前に江別港があり、蒸気で動く外輪船はじめたくさんの船や、倉庫が並び、まちは活気にあふれていました(JR江別駅近辺)。

そして今・・・繁栄の名残を残す資産を活用して、人々の情熱がまちに輝きを放っています。


劇団「川」は、1973年(昭和48年)4月江別市連合青年会文化部の演劇サークルとしてうぶ声を上げました。

創設者は脚本を手がける春日もとい氏。1975年3月に独立。
他の劇団がそうであるように、幾度も浮き沈みを経て、若いメンバーも集まって、江別市民ミュージカル「ある日、えぽあの森で・・・」が『北の元気舞台』に選ばれ、これからという平成17年2月、もとい氏が急逝。
哀しみの中、劇団員は、基氏の意志を引継ぐことを決意。

1周忌となる平成18年2月、かつて江別港のあった倉庫が「アートスペース外輪船」として蘇り、故・もとい氏の作品『外輪船が着く港』上演計画を立ち上げる。
もとい氏の実弟で、現代表の春日功夫が、脚本を潤色し、上演の運びとなった。

月形〜江別へ出航したえべつ丸船内で起こるできごと
樺戸集治監に恋人に会いに行った士族女性、行商人、雑穀商人、女衒、屯田兵親子…

まったく違う人々がえべつ丸で出会った。
脱獄者が乗り込んでいたことから、それぞれの思惑が絡み合う。
息詰まるやりとり…そして

協力し合い、信じ合い生きることの大切さを描く、密室劇。

感動のカーテンコール。もとい氏の想いが会場全体に溢れる。
「船でいろんな人がやってきて、住んで、助け合って、大きくなっていくんだね、この町―――」

この作品に込めたもとい氏の想いはなんだったのか。

えべつが輝いていた時代へのオマージュ? いやいや、もっと現代につながるものだ。

人と人とのつながりも薄く、まちはどんどん画一化される中、“文化と歴史がしみついたこの場所で、まず自分達が輝こう”というポジティブなエール――
涙する観客も少なくない。哀しいのでなく、むしろうれしかった。

もとい氏のエールは、劇団「川」の個性につながる。役者も裏方も、みな明るさと躍動感に溢れ、垣根をつくらない気さくさに感動を覚えた。



劇団『川』公式ホームページ

函館、小樽だけじゃない!
ノスタルジック★えべつウォッチング


これからのえべつの象徴となりそうな、旧岡田倉庫を再利用した「アートスペース外輪船」
港町えべつの歴史を残す倉庫を取り壊すのでなく、市民の芸術・文化の発信拠点にしようと、市民主体で活用法が話し合われ、「アートスペース外輪船」に生まれ変わりました。
いろいろなイベントを企画中らしいので、お近くにお寄りの際はチェックしてください。

※写真右が正面玄関、左は裏に回った景観。千歳川に面し、ありし日の姿を残してます(雪が多い時に撮ったので、よく見えなくてスミマセン)

アートスペース外輪船
江別市2条1丁目
 011-391-2170

劇団小劇場喫茶
ドラマシアターども 
4月15日(土)新装オープン

江別港のあったかつての目抜き通りは、指定文化財になっている民家が残り、港町特有のノスタルジーにあふれています。

「ども」も倉庫を改装した小劇場。コンサートや劇団ドラマシアターども若手ユニット「男子四名様」の公演など、いつもイベントを実施しています。

もちろん喫茶もできるし、小さなギャラリーもあります。

江別市2条2丁目7−1 TEL&FAX 011(384)4011

レンガ生産日本一を誇り、「やきもののまち」として、毎年7月に「やきもの市」を実施。

「やきもの市」を主催しするNPO法人やきもの21

なんとも趣ある民家です。

NPO法人やきもの21
江別市2条1丁目 アートスペース外輪船となり


こちらはまさに江別レンガをつかった、たしかいまも営業している歯医者。

もちろん、市の文化財指定の建物。


昔の銀行を今のカフェに改装した、
えべつの注目スポット OLD-e♯(オールドイー)


大正8年に建築された旧北陸銀行の石造りの建物が、カフェに生まれ変わりました(平成14年春、文化財登録)。「OLD」 「e」は江別市の頭文字で、「#」は向上心を表しているんだそう。

江別で肥育されたブランド「えぞ但馬牛」など、江別の食材にこだわった地産地消を発信しています。

管理人はパスタを食べましたが、量も多めで、とにかく雰囲気のいいお店です。

江別市2条2丁目6  011-389-9566
11時〜23時(金、土曜日は翌1時まで) 定休・水曜日

そしてレンガのまち・江別をシンボライズしたレンガの水の遊び場。

江別駅の前にあります。
夏場はここから噴水が出て、ちょうど子供達の遊び場になります。

原始林と川のまち★ウォッチング

倉庫街ができる元となった、舟運の舞台・旧江別川=千歳川と王子製紙江別工場。
澄んだ千歳川に写る煙突の風景は、ここでしか味わえません。

江別市内には、「王子」という地名があり、王子製紙工場内には、ここでしか走られない車があったり、最古のレンガでつくられた格納庫などがある、さすが歴史深い場所。
      
  上の千歳川と王子製紙江別工場の写真は、ここ江別河川防災ステーションから撮影。
自然災害が起こった時、防災の拠点になる施設ですが、普段はドライバーや市民が利用する公共施設。
左側の写真は、千歳川を毎日運行した上川丸。右側は、休憩コーナー。全面ガラス貼りで、石狩川と美原大橋が見えます。屋上にも出られ、千歳川と石狩川の眺望が美しい。

江別河川防災ステーション 江別市大川通6
ここは旧豊平川―世田豊平川

豊平川がショートカットされ、残された三日月湖です。
その時から、ほぼそのままの状態なので、ご覧の通り、自然がいっぱい。
アオサギも見ましたし、ガン・カモ類など水鳥の楽園になっていて、とても爽快!

世田豊平川の世田とは、東京大空襲時、世田谷の被災者が行き場を失い、ここで農業をするため疎開し、江別市世田谷地区を作ったことに由来します。
  
   
   世田豊平川の終着点・対雁、石狩川を向こう、江別第1工業団地内の世田豊平川の緑地帯を利用した、1haの公園。

ここに榎本公園があります。

そう、函館戦争で最後まで明治新政府に抵抗した、蝦夷共和国総裁・榎本武揚です。
その後、榎本は北海道開拓に全力を注ぎます。
ここ対雁は、榎本が農場を開いた地で、北海道にゆかりある幕末の英雄の功績を伝える顕彰碑もあります。

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